葉加瀬太郎

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葉加瀬太郎について

揺るぎない人気を獲得してなお、さらなる高みを目指して研さんを続けるバイオリニストであり、多くの人々に親しまれる名曲を数多く世に送り出してきた作曲家、葉加瀬太郎。同時に彼は、オーディエンスの興奮と感動を呼ぶコンサートで音楽の楽しさや素晴らしさを情熱的に表現する、希代のエンターテイナーでもある。1968年の1月23日に大阪で生まれた葉加瀬は幼いころにバイオリンを手にし、やがて東京藝術大学へと進んだ。同じ大学の学生同士で結成したKRYZLER & KOMPANYで1990年にデビュー。クラシックの名曲を大胆なアレンジによる現代的なサウンドで聴かせ、注目を集めた。解散後、ソロ活動を開始した葉加瀬は1996年からの3年間、KRYZLER & KOMPANY時代にコラボレーションした世界的シンガー、セリーヌ・ディオンのワールドツアーに参加する。この時トップレベルのエンターテインメントのただ中に身を投じたことが、彼のアーティストとしての姿勢に大きな影響を与えることとなった。葉加瀬はセリーヌとの共演で、聴衆に心の底から楽しんでもらうことの価値と醍醐味を知ったのだ。その後は作曲活動、アルバム制作、ライブ活動を旺盛に展開し、自ら音楽総監督を務めるレーベルも設立。インストゥルメンタルミュージックのアーティストとしては異例の成功を収めてきた。作曲家としての葉加瀬は、彼の大切なバックグラウンドであるクラシックからポップ、ロック、ラテンなど、実に幅広いジャンルのエッセンスを取り込んだ多彩な音楽性でリスナーを魅了する。その才能を生かして放送音楽や企業のイメージソングなども数多く手掛け、2010年にはNHK連続テレビ小説『てっぱん』のテーマ曲「ひまわり」と劇中の音楽を、また2019年に公開された『雪の華』では初めて映画全編の音楽を担当した。そんな彼の代表作はドキュメンタリー番組『情熱大陸』のオープニングテーマ「情熱大陸」とエンディングテーマ「エトピリカ」だ。耳にしたことがない人を見つけ出すのが困難と思われるほど日本中に浸透したこの2曲によって、葉加瀬は国民的アーティストとしての地位を確立したといえる。多忙を極める中、葉加瀬は2007年にロンドンに拠点を移している。セリーヌとのツアーで訪れた際に特に気に入ったこの街で、日本での活動と距離を置いて原点に返り、日々クラシックのスコアと向き合っているのだ。その真摯(しんし)な姿勢とゴージャスなエンターテイナーであることの両輪が、アーティスト葉加瀬太郎を力強く突き動かしている。

出身地
Osaka, Japan
生年月日
1968年1月23日
ジャンル
クラシック

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ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ