常田大希

トップソング

ミュージックビデオ

もっと聴く

常田大希について

常田大希(Daiki Tsuneta)は冒険家のような音楽家だ。自由自在に音楽地図を広げ、新しいフィールドへ臆することなく飛び込んでいく。1992年、長野県に生まれた彼は、家族全員が楽器に親しむ環境で音楽に囲まれ育った。幼少期からチェロを習い、中学生時代にバンド活動を始め、自然とオリジナル曲を手掛けるようになる。そして東京藝術大学に進学するために上京すると、彼の世界は一気に広がる。大学は早々に退学するも、そこで出会った仲間たちとバンド活動を開始。前衛的な音楽性のSrv.Vinciを経て、より多くの人々に届く音楽を追究し、J-Popの要素を強めたKing Gnuで2019年にメジャーデビュー。数々のヒットを放ち、日本の音楽シーンをけん引するバンドとなった。もちろん、常田大希の音楽的探求心はそれだけにはとどまらない。クラシック、ジャズ、ヒップホップ、ビートミュージックなど多様なフィールドを行き交い、新たなアイデアを生んでいく。その実践の場となるのが、常田が主宰する音楽プロジェクト、millennium paradeである。このプロジェクトでは“世界から見た東京の音”をテーマに、音楽のみならずアート、ファッション、空間演出などさまざまな分野のクリエイターが集い、自由に表現活動を行う。 常田大希は多くの楽器を習得したマルチプレイヤーだが、特筆すべきはチェリストとしての実力だ。小澤征爾のオーケストラにも参加した経験を持ち、その時の芸術体験が自身の一つの軸になっているという。2020年にはファッションショーのために弦楽合奏曲を書き下ろし、ショー会場でチェロ演奏を行った。そのドラマチックな楽曲は「N.HOOLYWOOD COMPILE IN NEWYORK COLLECTION」(2020年)に収録されている。 特定のジャンルにとらわれない彼の肩書きを決めるのは難しいが、活動の幅を広げていく冒険家のような精神は、日本の音楽シーン全体に影響を与えている。彼の探求心は異なるジャンルの音と音、人と人をつなげ、そこで生まれた波がまた新たな波を呼ぶ。だからこそ、常田大希の周囲には常に新しい時代の音が鳴っているのだ。

出身地
Ina
生年月日
1992年5月15日
ジャンル
オルタナティブ

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ