おすすめサウンドトラック
- 2024年2月9日
- 17曲
- Kaya · 1978年
- Ultimate Reggae · 2008年
- Burnin' (2013 Remaster) · 1973年
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- Live! (Bonus Track Version) · 1975年
- Kaya · 1978年
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- One Love (in support of UNICEF) [feat. Cedella Marley, Stephen Marley, Ghetto Youths Foundation, Kim Nain, Manifesto Ja, TEEKS, Natty, Raja Kumari, 249TooDope, Mermans Mosengo, Jason Tamba, Dawtas of Aya, Patoranking, Amrit Kaur & Babsy] - Single · 2020年
必聴アルバム
- ジャマイカから英国に渡って録音された前作「Exodus」と同時期にレコーディングされた楽曲で構成された、1978年リリース作。黙示録的な不穏さも含んだ前作とは対照的にピースフルな雰囲気の楽曲が数多く、ボブ・マーリーのメロディアスな魅力が際立った佳作となっている。シングルカットされてヒットした"Is This Love"などのラブソングに、表題曲や"Sun Is Shining"といった世界デビュー前からの持ち歌の再録、後半にはややヘヴィな楽曲を挟んでフォークっぽいアレンジが新鮮な"Time Will Tell"など。闘争的なスピリットは健在ながらも親しみやすい音楽性で、より幅広い支持を獲得した。
アルバム
- 1980年
- 1979年
- 1978年
- 2020年
アーティストプレイリスト
- ジャマイカが誇る、レゲエレジェンド。メッセージ性の高い歌詞とグルーヴを堪能。
- しなやかなグルーヴとユニバーサルなメッセージで世界を震撼させたレゲエの真髄。
- サイケでスロー、そして無邪気なラブソングまで、ジャマイカの伝説による愛の歌。
- 死後30年を経た今でも世界中のアーティストにさまざまな形で影響を与える、絶対的レゲエアイコン。
シングル&EP
ライブアルバム
ベストアルバム、その他
参加作品
- Various Artists
ボブ・マーリーについて
1981年に他界して以来、笑顔でマリファナを吸う平和活動家としてのイメージが広がる一方で、ボブ・マーリーが大きな怒りを抱えていた側面については忘れられがちだ。「Small Axe」では植民地主義を、「Them Belly Full (But We Hungry)」においては貧困を、「Get Up, Stand Up」では政治的行動権の必要性、そして「Burnin’ and Lootin’」ではその行使の課題について、彼の音楽は正義感と挫折感をもって訴えかけた。そのスピリットは彼自身が世界に広めたレゲエと同様に、パンクロックの精神の象徴にもなった。彼は政治的立場を曖昧にしていたが(政治と教会は人々を無知なままにさせておくという意味でほぼ同じだと語ったことがある)、それはその潜在的な可能性のためではなく、彼を苦しめた独裁政治や権力者の強欲によって政治制度がねじ曲げられてきたからだった。もしもボブ・マーリーの音楽が耳に心地よく響いて踊りたくなるとしたら、それは、かつて彼の広報を務めたヴィヴィアン・ゴールドマンが述べたように、メロディで引き付けることができるならば、メロディと共に自分の主張がリスナーの胸に届くということが分かっていたからなのだ。1945年にキングストンから約1時間半の郊外にあるナインマイルという村で生まれたマーリーは、10代後半にピーター・トッシュやバニー・ウェイラーと共にザ・ウェイラーズを結成し、R&Bを基にした陽気なスカに厚みを付けてリズミカルな本物のレゲエサウンドを作り出した。彼はジャマイカとの強固なつながりを持つと同時に、彼が作った音楽にはファンク(「I Shot the Sheriff」「No More Trouble」)やソウル(「No Woman, No Cry」「Redemption Song」)、さらにディスコ(「Could You Be Loved」「Exodus」)など、さまざまなブラックミュージシャンのスタイルとの対話関係があった。そしてレゲエとは、彼の中にあるそれらのエッセンスを一つの形に集約したものだったと言っていい。マーリーは、1978年の『Kaya』、そして1980年の『Uprising』における、よりスムーズでポップ寄りのサウンドに落ち着いてからも切迫感や闘争心を失わず、その姿は何世代ものアーティストを刺激して、音楽が優れた娯楽である一方で、もっと大きなものを伝える手段にもなり得ることを伝えたのだった。
- 出身地
- Nine Mile, Saint Ann Parish, Jamaica
- 生年月日
- 1945年2月6日
- ジャンル
- レゲエ