ナット・キング・コール

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ナット・キング・コールについて

1919年にアラバマ州モンゴメリーで生まれたナット・キング・コール(本名:Nathaniel Adams Coles)は常に自然体で、彼が苦労をにじませることはなかった。南部のアフリカ系アメリカ人が北部へ大移動した際、彼は家族と共にシカゴへ移住し、ジャズコンボを結成した。ピアニストのアール・ハインズによる軽快でパンチの効いたスウィングに影響を受けたコールは、陽気かつ洗練されたカクテル・トリオ・サウンドの先駆者となった。1940年代には「Straighten Up and Fly Right」「Sweet Lorraine」「It's Only a Paper Moon」といった楽曲で、一流のプレイヤーとしてはもちろん、時に粋なシンガーとしても頭角を現した。もしそこでとどまったとしても後世に名を残したはずだが、幸いにも彼はさらに前進し続けた。ボーカルトレーニングを受けたことはなかったが、コールは会話のようにくだけた自身のバリトンがバラードと相性が良く、オーディエンスにも愛されることが分かった。ビッグバンドやオーケストラを取り入れて、ポップなジャズサウンドへと移行し、夜の街で楽しめるシナトラ風の楽曲を作り上げた。「(I Love You) For Sentimental Reasons」「Smile」「When I Fall In Love」といった曲はこの上なく滑らかで上品な響きをたたえていた。さらに、いち早くラテンのリズムにも傾倒していたコールは、スペイン語を身に付け、1950年代には世界的なアイコンになった。コールは1965年に他界したが、1991年に娘のナタリー・コールとデュエットした「アンフォゲッタブル」とグラミー賞を総なめにしたトリビュートアルバム『Unforgettable: With Love』でチャートに再び登場した。

出身地
Montgomery, AL, United States
生年月日
1919年3月17日
ジャンル
ジャズ

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