“PUNK is FOLK”を体現するのがガガガSPの生きる道である。2000年代初頭、青春パンクのムーブメントに乗って神戸から現れたガガガSPは、コザック前田（Vo）、山本聡（G）、桑原康伸（B）、田嶋悟士（Dr）の4人編成。「卒業」や「晩秋」（いずれも2002年）などのヒットを放ち、活気あふれるライブとともにシーンを席巻した。そのスタイルはパンクビートに生々しい心情を乗せて叫ぶもので、2007年にはガガガDX名義で「にんげんっていいな」のカバーもヒットさせている。彼らが主催する音楽フェスティバル、長田大行進曲にはジャンルを超えてバンドやアーティストが大挙出演。そしてガガガSPはパンクでフォークな歌を今日もシャウトし続けている。