Golden Oldies – More Favourite Encores

ブロドスキー・カルテットは結成50周年を記念するこのアルバムで、弦楽四重奏曲のための作品ではない音楽を聴かせる。現在も2名のオリジナルメンバーが在籍するカルテットは、お気に入りの楽曲を選び、弦楽四重奏のポテンシャルを最大限に感じさせる巧みなアレンジでそれぞれの作品を披露する。ドビュッシーの「アラベスク第1番」、サティの『Gnossiennes』、プーランクの「Prélude」などは、原曲のピアノから弦楽器への編曲がごく自然で、とても魅力的だ。エルガーの気だるい「Adieu」では、ピアニストのJulian Jacobsonが共演。さらにチェリストのLaura van der Heijdenが、サン=サーンスの『動物の謝肉祭』から不動の人気曲「白鳥」をはじめ、いくつかの珠玉の作品で弦楽五重奏として演奏に加わっている。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ