2018年にリリースされたアンドレア・ボチェッリのアルバム「Sì」は、混沌とした今の時代にあって、愛と喜びと希望を高らかに歌い上げるものだった。本作「Sì Forever」は、"魂"やエド・シーランとコラボレートした"君だけを愛す"など「Sì」に収録されたナンバーはもちろん、人気女優ジェニファー・ガーナーの歌声をフィーチャーした"眠れ、眠れ"の胸を打つニューバージョンをはじめとする美しい新曲を加えた「Sì」のコンパニオンアルバム。スケール感あふれる愛の讃歌"リターン・トゥ・ラブ"では、英国のシンガーソングライター、エリー・ゴールディングが堂々と彼の偉大なるテノールヴォイスのパートナーをつとめている。この素晴らしいアルバムの序曲となるのはベートーヴェンの"歓喜の歌"。ボチェッリの普遍的で大きな愛を内包する唯一無二の歌声が感動を呼ぶ。