ポップパンクが花開いたロサンゼルス郊外オレンジカウンティ出身ということや、スカを取り入れたサウンドから、スカコアバンドとして捉えられていたノー・ダウト。しかしこの2001年作「Rock Steady」で彼らはそんな自らのイメージを塗り替えることになる。エレクトロニクスを前面に押し出したサウンドで、まるでブリトニー・スピアーズのようなメインストリームポップへ接近する世界観を持った"Hella Good"を筆頭に、Pharrell Williams、ウィリアム・オービット、SLY & ROBBIEなど、さまざまなジャンルのクリエイターやプロデューサーと手を組んで自由なサウンドメイキングを展開。それは、2010年代に数多くのロックバンドがその後を追うことになる先駆者的なアプローチといってもいいだろう。
ノー・ダウトのその他の作品
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