1999年に発表された、SHAKKAZOMBIEによるセカンドアルバム。BIG-Oことオオスミ (OSUMI)による勢いあふれる鮮やかなフロウと、ビートに対してソリッドにまとめあげるHide Bowieのリリシズム、そして2人の個性を引き立てるTSUTCHIEのビートが三位一体となり唯一無二のSHAKKAZOMBIEワールドを築き上げている。ミクスチャー的な感覚を備え、常に実験的なスパイスを効かせた楽曲が並び、クールさとヘビーさを兼ね備えた冒頭の「ELECTRONIC COMPOSITION」から「INTRO(IN THE BEGINNING)」を経て本編に突入する構成もまた、聴く者の高揚感をあおる。SUIKENを迎えた「THE DRAMA(UNDER THE MOON)」での叙情的なムード、DABOが口火を切るマイクリレー「64 BARS RELAY(feat.DABO,XBS and SUIKEN)」で見せるスリリングさ、そしてDJ Wataraiによるプロデュースの「BIG BLUE」が醸し出すノスタルジックな世界観など、さまざまな景色を描く楽曲を収録。