

アコースティックギターの響きと肩の力の抜けた歌声が心地良い、通算4枚目のアルバム。メロディアスで叙情的なバンドの芯の部分をキープしながらも、"プレーンロック"と自分たちで名付ける抑制されたAOR風のスタイルを完成させた。夏目知幸、菅原慎一という2名のソングライターの存在感が拮抗(きっこう)し、"Funny Face"、"Coyote"、そしてラストの"31 Blues"まで、派手さはないものの、聴くほどに心に染みる楽曲が並ぶ。バンドのリアルな体温と普遍性にあふれた作品となっている。
アコースティックギターの響きと肩の力の抜けた歌声が心地良い、通算4枚目のアルバム。メロディアスで叙情的なバンドの芯の部分をキープしながらも、"プレーンロック"と自分たちで名付ける抑制されたAOR風のスタイルを完成させた。夏目知幸、菅原慎一という2名のソングライターの存在感が拮抗(きっこう)し、"Funny Face"、"Coyote"、そしてラストの"31 Blues"まで、派手さはないものの、聴くほどに心に染みる楽曲が並ぶ。バンドのリアルな体温と普遍性にあふれた作品となっている。