紀元弐阡年

紀元弐阡年

1967年当時、録音テープを早回ししたコミカルな"帰って来たヨッパライ"がラジオの深夜放送を発端に大きな注目を獲得。おかげで解散していた彼らは活動を再開、メジャーリリースされた同曲は300万枚という破格のヒットを記録した。翌1968年に発売されたこのアルバムでは冒頭の曲で顕著だった皮肉やユーモアのセンスを見せながら、加藤和彦のメロディメイカーぶりが発揮された"悲しくてやりきれない"のような名曲も収録。のちに作詞家としても大成する北山修は"コブのない駱駝"でその片鱗を匂わせるなど、単純には語れないグループの姿を反映している。不世出の才能が集まった、日本の大衆音楽史に残る名盤。

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