"花火"のロングヒットにより、類いまれなソングライティングセンスが注目されたaiko。その評価は、J-Pop史に残るバラード"カブトムシ"でさらに高まり、珠玉のポップソングが詰まったこのセカンドアルバムで決定的なものとなった。楽曲アレンジにブルースやR&B、ジャズなど多様なエッセンスを含み、"傷跡"では5拍子や6拍子が入り交じる変則的なリズムを刻むなど、高度なテクニックを惜しげもなく投入。それらを天性のメロディメイクによって、この上なくポップに聴かせている。「夏の星座にぶら下がって花火を見下ろして」という"花火"のダイナミックな視点、恋人の甘い匂いに誘われた自分を"カブトムシ"に例えるセンスなど、独特ながら圧倒的なリアリティを持つ歌詞世界も驚きをもって受け止められた。このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。