Kenji Sawada

Kenji Sawada

「愛の逃亡者」と同じく、ヨーロッパでもリリースされた沢田研二の海外進出アルバム。きっかけとなったのは、フランス語で歌われた"モナ・ムール・ジュ・ヴィアン・ドゥ・ブ・ドゥ・モンド(巴里にひとり)"のシングルで、「恋人よ、僕は世界の果てからやって来た」と歌う日本の美青年にフランスの女性リスナーが反応し、ヒットを記録したと伝えられている。日本語版のシングルも発売された同曲を含む7曲がフランスで録音され、いずれも良質なフレンチポップに仕上げられた。瞬間的であれ、ヨーロッパの聴衆を沸かせたことは、当時の沢田の持っていたアイドル性が普遍的であったことを物語っている。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ