エッセンシア

エッセンシア

ボサ・ノバの母国・ブラジルのサン・パウロで10歳まで育った日本人として、ある意味でブラジル人以上にボサ・ノバを愛し、その魅力を日本人に伝えてきた第一人者とも言えるシンガー、小野リサ。1997年にリリースされた本作は自身9枚目のアルバムで、トロンボーン奏者の村田陽一やギタリストのトニーニョ・オルタ、言わずと知れたジャズ界の巨匠マイケル&ランディーのブレッカー・ブラザース、エディ・ゴメスらのミュージシャンを迎えてニューヨーク・レコーディングされた。リオ・デ・ジャネイロのサウンドを基調にしたそれまでの作品とは違い、ミナス・ジュライス系のサウンドをベースにニューヨーク・レコーディングならではの洗練されたサウンドを聴かせている。また、ザ・ブームの宮沢和史とのコラボレーションや日本語詞へのチャレンジなど、これまで以上に多彩な面を披露しながらも、彼女ならではの柔らかく包み込むような優しい歌声とサウンドの魅力は存分に堪能できる味わい深い作品に仕上がっている。

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