『SWEET』は日本のファンのために制作した特別な作品だ。テーマは日本のファンに向けた愛だろう。それは歌詞の内容はもちろん、日本語での完璧な歌唱からも感じ取ることができる。メンバーは日本語を丁寧に聞き取り、しっかり発音し、その上で感情を歌に落とし込んでいる。軽快なポップから妖艶なトラップに転調する「Sugar Rush Ride」や、ダークで壮大なロックチューン「Good Boy Gone Bad」などグローバルでヒットした楽曲たちは、日本語の響きやリズム感を重視。シンガーソングライター、優里による「紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)」やGReeeeNがプロデュースした「Ito」といった日本オリジナル曲では、“異なる君と僕が一つの夢で集まって、一緒に明日を作っていく”という彼らのコンセプトをバラードのスタイルでより明確に伝わるように歌唱している。そして後半には、甘くてかわいらしいファンソング「MOA Diary (Dubaddu Wari Wari)」を収録。また「0X1=LOVESONG (I Know I Love You)」に、YOASOBIのボーカリスト、ikuraこと幾田りらが客演したのもうれしいところ。
- 2021年
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